2014年1月5日日曜日

新年明けましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

今年は4日から診療を始めました。
例年5日以降からですので、初めての試みです。

今年はワイヤーを使わない矯正治療を導入しようと思っています。
透明の樹脂を使った取り外し可能、見た目も気にならない、
1日10時間前後の装着で治療するマウスピース矯正というものです。
寝ている間のみ使用でき、ワイヤーを使用できない大人に可能な治療法です。
詳しい情報は追ってお知らせします。

そして今年はさらに歯周病の治療に力を入れてゆくつもりです。
歯周病メインテナンスの患者さん方も増えています。
定期的に通って、メインテナンスを受けることが如何に快適なことか
ご理解頂いているようです。

メインテナンスもいろいろな方法があります。
細かい粉を高速で噴射して 汚れや着色を取る機械(エアーフロー)があります。
不快な振動がありませんので、希望のかたは是非お声を掛けてください。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。





2013年10月27日日曜日

フッ素と歯磨き

さて 歯磨き剤と歯みがきの方法について お話ししましょう。

昔よく言われたのは、歯ブラシに少し 、豆粒大くらいの量が適当ですよ。とか
口の中に泡があふれて磨けたかどうかわからなくなるので、歯磨き粉は必要ありません。
とか.......。

虫歯予防先進国のスウェーデンのカリオロジーにおいてはどのような歯磨きの仕方を
推奨しているでしょうか?

スウェーデンでは半世紀以上も前から、フッ素と虫歯予防について研究が行われています。
また人体に対するフッ素の有害性についても検証がおこなわれています。

その結果、歯磨き粉や洗口剤に含まれる量のフッ素は、人体に何ら問題を起こすことなく、
しかもムシ歯予防効果が高いことがわかってきました。

よって、むし歯予防にはフッ素入り歯磨き粉(現在はほとんどが練り歯磨きになっているので
今後は歯磨きペーストと呼びます)が、必須になります。
フッ素入り歯磨きペースト使うことなくして虫歯予防を語るな、ということになります。

前置きが長くなりましたが、推奨される歯みがきの仕方は、

1、フッ素入り歯みがきペーストを使用すること
2、食後30分ほど経過したのちに歯磨きを始めること
      (唾液の量が少ない方は もう少し早い方が良いでしょう。
                                また厳密に30分待つ必要はありません。)
3、ペーストの量   学童以上                    2cm程度(歯ブラシのヘッドの長さ)
                              3~6歳                        1cm程度
                              生えはじめから2歳   1cm以下  年齢の低下と共に順次少なく
                             (少量では、予防効果がありません。)
4、2分程度磨く( ペーストをまんべんなく 全部の歯に塗りつける感覚。学童以上は       
                          最初1cmを上の歯全体に、続いて残り1cmを下の歯につける。)
5、なるべく少ない量の水ですすぐ。(ペットボトルの蓋一杯くらい)
6、歯みがき後、最低2時間は飲んだり食べたりしない。

更に効果的なのは、歯科医院で歯磨き指導を受けたのち、歯科医院でのプロフェッショナル
歯磨きケアを受けた後から始めることです。自分一人で磨いても、磨き残しは結構多いものです。歯科医院で衛生士さんに、汚れを完璧に落としてもらうと良いでしょう。

また重要なのは、虫歯になりやすいのは、子供だけでは無いという事。
乱暴な歯磨きによって歯の根元が削れて来た方、唾液の分泌量が
少なくなった高齢者もむし歯になりやすく、
ぜひフッ素入り歯磨きペーストを使ってください。

高齢者と唾液については、また次回お話ししましょう。

2013年10月2日水曜日

歯磨きの正しいタイミングは?

患者さんより、歯磨きについて お尋ねがありました。
何時どのようなタイミングで歯磨きすべきか? 
歯磨き剤は使用すべきなのか?

お答えします........!

最近のカリオロジー(むし歯学とでも訳しましょうか?)に於ける正しい歯磨きのタイミングは ”食後30分”経過してから。

炭水化物系の食物を口の中に入れると、お口の中の細菌が酸を作ります。この酸によって歯の表面の薄い部分が分溶けたような状態になります。その後 唾液の緩衝能(元に戻す力とでも訳しておきましょう)により30分程で元の状態に回復します。つまり 食後30分以内のハブラシは、柔らかくなった歯の表面を削ぎ落とす結果となります。歯磨きは食後30分程度経ってから、行なうほうが、歯に優しいということになります。
 

こうなると ”自然に元に戻るなら歯みがき必要無いんじゃないの?” という意見も出そうですが、
そう簡単に物事は進みません。

歯磨きをしないと 当然食べ物の残りカスが残ります。この残りカスに糖分特に砂糖が残っていると、お口の細菌がこれを利用して、歯にくっつきやすいネバネバしたものを作ります。これがいわゆるデンタルプラーク(歯垢)といわれるものです。このような構造物はバイオフィルムという内部で細菌同士のネットワークを構成する高度な構造物に変化してゆきます。ここで集中的に酸をつくり歯を溶かすことになります。このバイオフィルムというのが ちょっと 口をゆすいだだけでは取れず、
念入りな歯磨きが必要になります。


食後30分待ってから 歯磨き 忙しい朝など たいへんですよね。
習慣の見直しも必要かも!      続く.......


2013年9月29日日曜日

金時山ハイキング















先日 金時山ハイキングに行って参りました。
御殿場インターから乙女峠を越えて公時神社駐車場へ。


神社入口

境内には、大きなマサカリが!!


登山道が始まります。


金時手毬石。巨大な岩です。こんな大きな石で遊んだのでしょうか?


金太郎と山姥が住んでいたと伝わる金時宿り石。真っ二つに割れています。


あれよあれよと言う間に山頂です。
石ころだらけでした。


我らが富士山見えますね❗️


山頂は人で埋め尽くされていました。
山ガールの多い事。確かに登山ブームですね。


箱根山  大涌谷に湯気が!!
後は下るのみ。


道中花尽くし
これ悪名高きトリカブト とても綺麗で可愛い。致死量3〜6mg。根っこ ひと噛みで💀❗️


ほら! クマバチもご来訪。花の蜜は大丈夫なの?


ホトトギス   
紫の斑紋が鳥のホトトギスの胸の模様と似ているらしい。


これはハギの花。初秋は花の季節でもある。
寝不足で、疲労困憊!帰路は帰路く(記録)できず。お疲れ!





世界遺産 村山浅間神社

実は
2013年9月12日木曜日
です。

村山浅間神社までマウンテンバイクで向かいます。

2013年8月14日水曜日

富士山5合目トレッキング

12日猛暑を避け、富士山の5合目までハイキングに参りました。
富士吉田口の1合目手前の「馬返」から出発。


登山成就祈願のための石塔があちこちに見られます。
さすが世界文化遺産です。



東日本大震災による登山道の亀裂を修復した跡です。
上のほうまで何十か所もあります。



一合目の鈴原社。天照大神を祭ってある神社 
16世紀からあるそうで 現存の建物は1840年代。



道は徐々に険しくなってゆきます。


3時間ほどで、5合目佐藤小屋(2250m)に到着。やはり上は涼しい!
その後 五合目のスバルライン口へ向かう小御岳道を通って





吉田口5合目は 山ガール 山ボーイ(?)が大勢。
まるで 原宿のような風景でした。



小御岳神社へ参拝。
柏手を打ちながら 思わず
   「富士山 爆発しませんように」....
              と お祈りしてしまった。


5合目から見える富士山頂上です。
来年参ります、宜しくお願いします。